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2011.01.06 Thursday
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財界では伊藤博文 吉田茂 文化人では西行法師 島崎藤村 などゆかりの地大磯に行きました。
人気の少ない静かな駅前は前に書いた思い出のエリザベスサンダースホームが前の面影のままあり懐かしくてしばらく佇んで昔をしのびました。
今日は中に新しく出来ていた幼稚園の入園式でかわいい親子づれがちらほらと見え 塗り替えられた歴史に思いを馳せました。
今日は 駅前の横にそそとたつ 料亭 「松月」でお懐石をいただきます。
100年以上の歴史を持つ料亭の名は伊藤博文が名づけ親とか。かなり由緒ありお味も 材料もよく吟味されていてそれはそれは美味しいでした。女将がお料理に合わせ器を一つ一つ選ばれるそうで板前のご主人とのハーモニーで私たちいただく側の心を充分になごませてくれました。
私たちは今日は椅子席で頂きましたが お茶室 お座敷にも案内され 充分に目の保養をさせていただき 日本のこんな数奇屋づくりを大切に維持され 受け継いでいかれるのはどれほどのご苦労がおありかと女将に頭が下がりました。人を幸せにする御もてなしは見た目の美しさ お味付け そして心のこもった器選び・・・・・・たくさん勉強になり 刺激的でした。器は飾っておかないで使いこなし 心豊かに暮らします。・・・・でした。
お食事のあとは 島崎藤村のお屋敷などをぶらぶら腹ごなしに歩き 要人の別荘はみなマンションに変わってしまって 面影はほとんどなしでちょっとがっかりです。その中でもいくつかのお店が未だにがんばっていました。
本日の収穫は新杵屋の西行饅頭 吉田茂元首相もお好みだったとか 太郎さんは??
ここの虎の焼印のついた虎子饅頭は売り切れでした。
そして大磯の井上のかまぼこ でした。
幸せな日